いびきの治療方法あれこれ

このカテゴリーでは、生活習慣の改善や防止グッズの利用、そして病院での治療といびきを改善するための方法を紹介しています。

睡眠時無呼吸症候群のリスクを回避するためにいびきを治療する

たまに軽いいびきをかく程度ならまだしも、配偶者など家族に迷惑をかけるほど大きないびきをかいている場合、睡眠時無呼吸症候群という病気のリスクもあるので、できるだけ早く治療に取り組むことをおすすめします。詳細ページでは以下の3つに分類して治療方法を紹介していますが、ここではそれらをとりまとめておきましょう。

生活習慣病を改善する

いびきと生活習慣とは密接な関係があります。

いびきの原因となる生活習慣の数々

まず、いびきの原因となりやすいのが肥満飲酒。中高年になって太ってしまったヒトは、喉の内側にも脂肪がついているため、痩せていた時と比べて気道が狭くなっています。それによって睡眠時にスムーズな呼吸ができにくくなり、いびきをかくというわけです。

飲酒の場合、アルコールが筋肉を弛緩することが原因。舌の根元や喉の筋肉も緩くなってしまうため、舌が喉側に下がって気道を塞ぎやすくなるわけです。深酒しなければいいというわけではなく、寝付きが悪いからといて寝酒が習慣になってしまうと、いびきも慢性化するリスクがあるのです。同様に、疲労が溜まるような生活をしていると、筋肉が弛緩しやすくなるので、これもまたいびきの原因となります。

こうした点に心当たりがある場合、食生活や飲酒習慣などを見直すこともひとつのいびき対策になるでしょう。

いびきが引き金となって起き得る生活習慣病とは

一方、いびきが原因で起こる生活習慣病としては高血圧が挙げられます。これは、いびきによって無呼吸になるなど睡眠時に十分な酸素を取り入れられなくなることが原因。血液中の酸素濃度が低くなると、心臓はそれを補おうとして心拍数を上げてしまいます。同時に、血管は二酸化炭素濃度が上がると収縮する傾向があるため、これらが相乗的に血圧を上げる要因になるわけです。

そもそも、肥満は高血圧や糖尿病など血管や心臓などに悪影響を及ぼす問題であり、いびきもそこに加わって、より深刻な狭心症心筋梗塞などの病気になるリスクがあることも知っておいてください。単にいびきを防止するという意味だけでなく、生活習慣全般を見直すことが、健康に欠かせないポイントともいえるでしょう。

医療機器・グッズを使う

いびき対策をするための方法として、手軽に購入できて自分で取り組めるグッズがいろいろと出回っていることは知っていますか?

詳細ページでは、その中から医療機器、マウスピース、鼻腔拡張テープ、スプレー、お茶の5つについて、特徴やメリット・デメリットなどを紹介しています。ここでは概要を簡単に整理しておきましょう。

医療機器

いびきや睡眠時無呼吸症候群の治療で使われる医療機器の代表はCPAP。鼻マスクを装着して、気道が狭くなるのを空気圧によって防ぐ機器で、認知度は高いものの電源を必要とするやや大げさな機器であることは否めません。

一方、市販品にもいびき防止に役立つ一般医療機器があります。それが、使い捨て鼻腔挿入デバイスとしては世界初となるのがナステントという商品。鼻孔から柔らかなチューブを挿入することで、鼻呼吸をサポートしてくれるので、いびき防止に役立ちます。医療機器として臨床実験も行われている点も安心できますし、慣れてしまえば装着時に会話したり飲物を飲むこともできるといった特徴があります。

マウスピース

いびき対策のマウスピースは医師の診断を受けて歯科医院でオーダーメイド作成するもの。自分の口に合った一点モノなので、フィットするのは間違いありません。一方で、作成にはそれなりに時間と費用がかかり、口に入れるものなので、毎日キレイに手入れをする必要があります。

鼻腔拡張テープ

テレビCMでもお馴染みのブリーズライトは鼻腔拡張テープの代表的な商品。絆創膏を買うのと同じ感覚で入手できますし、寝る前に鼻にテープを貼るだけなので手間もかかりません。

スプレー

鼻や口にスプレーすることで通りをよくするタイプの商品。器具を装着するわけではないので神経質なヒトでも違和感なく始めることができるでしょう。

お茶

健康茶の中でも鼻や喉の通りにいいとされる成分を含むお茶なら、いびき対策の効果も期待できます。自然素材を原料とするお茶なので、長期間継続して飲む必要があり、甜茶なたまめ茶などを含むお茶はいびき改善もサポートしてくれるようです。

病院で治す

いびきで病院に行くのは気後れするヒトも少なくないでしょう。ただし、睡眠時無呼吸症候群となればかなり深刻な事態なので、一日も早く専門医に診てもらう必要があります。

いびきを相談するとしたら、第一候補は耳鼻咽喉科睡眠外科という専門外来があれば、そこでもいいでしょう。それ以外にも呼吸器科循環器科歯科などで対応してくれるところもあるので、まずは問い合わせしてみることをおすすめします。

検査方法について

医療機関でいびきの相談をすると、まずは簡易検査を実施します。検査には2種類あるので、検査内容や費用は事前に確認しておくといいでしょう。

簡易検査の結果で睡眠時無呼吸症候群の可能性がある場合、次は1泊して終夜睡眠ポリソムノグラフ検査を受けます。リアルに睡眠時のデータをきちんと計測するので、病状がどの程度かがわかります。宿泊しての検査だと予めスケジュール調整しておく必要もあるでしょう。

治療方法について

医療機関での代表的ないびき治療はCPAPという鼻マスクによる空気圧の調整機器を使う方法。保険適用となりますが、一式レンタルして家に持ち帰り、毎晩使用することになります。

もうひとつは上でも触れたオーダーメイドのマウスピース。医師の診断を受けた後、歯科医院に行って作成してもらいます。

いびきをかきやすいヒトの特徴とは

なお、体型や生活習慣などから比較的いびきをかきやすいヒトもいます。ここでは主なものをピックアップしておきましょう。

下あごが小さいヒトや下あごが引っ込みぎみのヒト

これは生まれつきの骨格とも関係するもの。日本人は欧米人に比べると下あごが小さめで、睡眠時に舌が収まる空間も小さいため、舌が喉側に下がっていびきの原因になりやすいわけです。下あごが引っ込みぎみの場合も同様で、これらは簡単に対処できるものではなく、気になる場合は仰向けに寝るよりは横向けに寝るなどの工夫をひとまずしてみることです。

肥満体型のヒト

上でも触れましたが脂肪は喉の内側にもつくので、気道を狭めてしまいます。健康のためにも太り過ぎには注意してください。

中高年以上のヒト

加齢とともに筋肉が衰えるのは、舌を支える筋肉や喉の筋肉も同様。若い時より中高年以降にいびきをかきやすくなるのは、ある程度しかたがないことでもあります。また、女性は女性ホルモンの影響もあって男性よりはいびきをかきにくい傾向があるものの、更年期を迎えて女性ホルモンが減少すると、やはりいびきをかきやすくなります。

アルコールを摂取した状態で寝てしまうヒト

過度な飲酒はもちろんのこと、軽い寝酒であっても筋肉を弛緩させることになるので、気道を狭める要因となります。眠れないからといって寝酒を習慣化するのは避けた方がいいでしょう。

慢性的な疲労感を感じているヒト

疲労も筋力を弱める要因となりますが、いびきをかいて十分な睡眠がとれないと疲労がとれなくなり、さらにいびきが悪化するという悪循環に陥ります。ストレスなどメンタル的な要素も不眠につながりますし、いびきと睡眠不足は鶏と卵のようなもので、どちらが先かは問題ではなく、並行して改善を図る必要があります。

鼻や喉の病気にかかりやすいヒト

花粉症に代表される鼻炎や扁桃腺が腫れる扁桃炎など、鼻や喉の病気にかかりやすいヒトの場合、睡眠中の呼吸がスムーズにできないことからいびきをかきやすくなります。また、寝ている時に口呼吸していると、細菌などが入りやすくなることから、喉の炎症になることもあります。これらは病状によって対処が異なるため、耳鼻咽喉科など専門医に相談して、きちんと治療をする必要があります。

なお、いびきに悩む5人が自分の体験をもとに選んだおすすめ商品はこちらで紹介しています。

あなたは大丈夫?

無呼吸症候群

セルフチェック

Q1

いびきや呼吸の停止を指摘されたことがある

Q2

起きた時、頭が重くすっきりしない

Q3

昼間に居眠りをすることが多い

Q4

夜間に何度もトイレに行く

Q5

肥満の傾向がある

Q6

いつも体がだるいと感じる

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