いびきがひどい人は口呼吸になっている?

安眠や快眠を邪魔するしつこい「いびき」。最近では、テープなどを使って物理的に対処する方法や、口を動かして筋肉を付けるトレーニングなど、さまざまな対策方法が考案されています。いびきが起きるには、肥満やストレス、口と喉の形状などさまざまな理由が考えられますが、中でももっとも多いものとして「口呼吸」の問題が挙げられています。

あごの形状や口の筋肉の衰えなどによって口が開いてしまったり、クセで口を開ける方も多いんですが、肥満症のため苦しさを感じて口を開けがちになったり、何らかの原因によって空気をより多く取り込むために、口呼吸を生じるケースもあります。

口呼吸の特徴とデメリットをチェックしよう

飲酒やストレスなどいびきの原因となる生活習慣の説明イメージ口呼吸になりやすい方の特徴と、発生するデメリットについて確認していきましょう。

  • 口が開いてしまう
    一人でいる時、ぼーっとしている時、眠い時、何かを待っている時などに「ぽかーん」と口が開いてしまうケースです。自分では意識していない状態で自然に口が開いてしまう場合、酸素を開いた口から取り込もうとして「口呼吸」になっている可能性があります。

    口が開いていると、狭い鼻腔から空気を吸いこむのは効率が悪いので、より多くの空気を取り込める口から呼吸をしようとしてしまうのです。口が開いてしまう人の場合、寝ている間も口呼吸になりやすい傾向にあります。そのため、呼吸のあいだに舌が喉に後退して気道を塞ぎ、いびきや無呼吸症候群を引き起こす可能性が高いと言われているのです。
  • 鼻づまりがある
    風邪や花粉症で鼻づまりを起こしていると、鼻から空気を取り込むのが難しくなり、口呼吸にせざるを得なくなります。しかしこの状態が継続すると、口呼吸が習慣となってしまいます。慢性鼻炎のように日常的に鼻づまりが起きてしまうと、口呼吸から「いびき」や「無呼吸症候群」を引き起こしやすいと言われています。
  • 舌の位置の問題
    人間の理想的な舌のポジションは、舌の真ん中から奥のあたりが上あごの硬いところ(硬口蓋)にぴたりとくっつく状態です。しかし中には、低舌位と呼ばれる、舌の位置が低い方がいらっしゃいます。舌の位置が低いと、そこから口が開いたり、口呼吸になるなどして、鼻呼吸がしにくくなりいびきをかきやすくなります。
  • 気道や上あごが狭くなっている
    生まれつきの体質によって上あごが狭い方や、扁桃腺の腫れなどによって気道が狭くなっている方は、鼻から空気を取り入れることが難しくなるため、口呼吸になりやすいと言われています。デメリットとしては、かみ合わせが悪くなったり、呼吸がしづらくなるといった問題があり、それぞれに専門医の診察が必要となります。

口呼吸から自然な鼻呼吸に改善するための方法

口呼吸になりやすい人にはさまざまな理由があり、口の中や喉の形状、脂肪のつき方などは千差万別です。体質的な問題などは専門医の診察を経て正しく処置を行っていく必要がありますが、あごや気道などに問題がない場合は、自分で完治を目指すことも可能です。口呼吸を直し、鼻呼吸にするための改善方法を見ていきましょう。

  • 口を開けないように意識する
    まずはじめに、口を開けっ放しにしないよう意識をしていきましょう。ぽかーんと口が開いてしまっていると、舌の位置も低いところに下がっていき、同時に口呼吸の習慣ができてしまいます。口を閉じ、唇をしっかりと締めて、舌がどのポジションに付くかを確認します。
  • 舌を上あごに付ける
    次に、閉じた口の中で上あごを硬口蓋に付けます。これにより、口呼吸から自然な鼻呼吸へとシフトすることができます。(口を閉じた状態で硬口蓋に付かない方は、専門医の診察をおすすめします)
  • 枕を調節する
    枕を適切な高さにすることで、気道がしっかりと確保され、空気が取り込みやすくなります。鼻呼吸をしながら寝ていても、気道が塞がれていると口呼吸に変わってしまいますので、首と肩、首と頭のそれぞれに合う高さに枕を調節してみてください。枕が柔らかすぎて頭が沈み込むと、かえって空気の通りが悪くなる場合もあります。硬さなどにも注意し、最適な枕を選びましょう。
  • マスクを付ける
    口だけをマスクで覆い、半強制的に鼻呼吸を促す改善方法です。普段自然に口が開いてしまうという方は、マスクを付けることで口から吐いた息が布に当たるので、「また口で呼吸をしてしまった。鼻呼吸をしよう!」と、意識を切り替えるきっかけになりますので、おすすめです。

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