いびきと年齢の関係

このページでは、中高年になるといびきをかきやすくなる、年齢との関係や原因などを紹介します。

加齢に伴っていびきをかきやすくなる、年齢との関係とは

いびきと年齢の関係の説明イメージ歳をとるといびきをかきやすくなるのは事実です。ある調査によると、20代でいびきをかくヒトは約30%で、これが50代以上によると倍近い60%前後という結果が出ています。

この原因のひとつは加齢に伴って筋力が落ちること。20代と比べて50代の筋力が衰えるのは容易に想像できると思います。いびきに関連するのは舌を支える筋肉や喉周辺の筋肉で、これらが衰えることで睡眠中に舌が喉側に落ちやすくなり、気道を狭めていびきの原因となるわけです。

また、歳をとると朝が早くなるのも一般的な傾向。これは眠りが浅いことの裏返しでもあり、昼間の運動量が減っていることや、身体や脳の変化と関係しているといわれています。十分な睡眠をとれなくなるといびきをかきやすくなりますし、自分のいびきの音でさらに睡眠不足なるという悪循環にもなりかねません。

女性の場合はもうひとつ加齢に大きく影響する原因があります。更年期になると女性ホルモンが減少することはよく知られています。女性ホルモンは気道を支える筋肉とも関係があるといわれていて、女性ホルモンが減少するといびきをかきやすくなるのです。

年齢に伴う社会生活といびきとの関係とは

加齢に伴う肉体的変化は社会生活とも関係があります。寝る前の飲酒は喉周辺の筋肉を弛緩することで、気道を狭めていびきをかきやすくします。メタボで脂肪が増えた場合、舌や喉の内部にも脂肪がつくため、これも気道を狭くします。

他にも、仕事や人間関係などによるストレスも睡眠の質を落とすことになるので、これらもいびきの原因となるでしょう。

加齢による筋肉の衰えを防ぐのは容易ではありませんが、生活習慣の見直しストレスの軽減は日々の努力次第でできること。いびきを改善するためには、これらの原因を理解して対策を考える必要があるというわけです。

年代別のいびき改善方法を紹介

30代男性

いびきとの関係性

10代、20代では気にならなかったいびきが、30代になって初めて現れる場合があります。 30代ならまだ若いのでいびきには関係ない・・・という方もいるかもしれませんが、寝相やそれ以外の原因によっては、誰でも簡単にいびきをかくことが考えられます。 若いからいびきに無関係というわけではなく、ライフスタイルや口呼吸の頻度によっては、いびきの出現率が大幅にアップする可能性もあります。

いびきの原因

30代に入ってからのいびきには、いくつかの原因が考えられますが、「舌の長さや厚さ、枕の高さや寝相などの物理的な要因」と、「睡眠剤や飲酒・喫煙などからくる生活習慣」に分けることができます。

たとえば枕の高さを少し変えるだけでも、気道を圧迫し眠りを妨げ、鼻呼吸から口呼吸へと変わっていびきが生じてくるパターンが考えられます。睡眠剤の成分によって上気道が広がりにくくなり、そこから口呼吸へ変わるというケースもあります。

これらの物理的な要因や生活習慣は、スムーズな鼻呼吸に何らかの負担を与え、いびきとなって現れます。タバコの場合はまだ因果関係がはっきりと解明されていないようですが、呼吸に支障をきたしてしまうと口呼吸になりやすいので、スムーズに鼻呼吸を行えるよう注意しておく必要があります。

飲酒や喫煙などの生活習慣を改善し、風邪や鼻炎などのトラブルは専門医の受診を。 また、中には肥満によって舌が落ち込み、いびきとなって現れる方もいます。 肥満が気になる方は食べすぎなどの食生活を見直し、必要に応じてダイエットや肥満外来などを受診するなど、対策を講じてみて、いびきの改善状況を判断していきましょう。

40代男性

いびきとの関係性

40代に入ると、それまでは関係がなかったいびきに悩まされるようになる方が増えてきます。そもそもいびきは、中高年層に多くみられる症状ですが、これは加齢によって舌の筋力(舌筋)が落ちてきて、舌が喉に詰まりいびきをかきやすくなることが考えられます。 若かった頃はいびきなんてかかなかったのにとショックを受ける方も少なくありませんが、それまでの生活習慣が反映されて、いびきとなって現れる場合もあるようです。

いずれにしても30代と40代では体力や筋力に差がついており、加齢や老化といった部分をしっかりと見据えて強化していく必要があるでしょう。また、ストレスによるいびきも40代から増えると言われていますので、メンタルをうまくコントロールする方法についても40代以降の課題と言えそうです。

いびきの原因

40代のいびきの原因は、先ほどと同じく舌の筋力の低下やストレスなどが多くみられます。しかし30代と同じように、口の中の状態は人によってさまざまで、舌の長さや厚さ、寝相や枕の位置などによっていびきの頻度が変わることも考えられます。

何がいびきの原因になっているかを考えながら、30代の頃から持ち越している生活習慣について見直し(食事と運動など)、改めるべきところは改めていきましょう。 寝る時は舌が落ち込まないように、鼻呼吸のしやすい高さの枕を選んだり、寝具を調節することによって寝心地の良い環境を整えると良いでしょう。

50代男性

いびきとの関係性

50代に入ると、40代以上に体の老化が著しくなってきます。生活習慣病を発症しやすくなるのも50代であり、肥満による健康や呼吸への影響も出てくる年代です。 体の老化が目に見えて現れる反面、もっとも働き盛りの年齢でもあるため、ストレスによるいびきにも注意が必要です。

ただし、50代だからといって必ずいびきに悩まされるというわけではなく、意識的にストレスを減らしたり、肥満を解消するといった「工夫」によって改善効果も現れやすくなります。 まずは正しくいびきの原因を見つめ、そこから改善方法を考えていくことがポイントです。

いびきの原因

50代のいびきの原因は老化やストレス、肥満など、20~40代に比べて幅広い原因が隠れています。年齢が上がるにつれて眠りが浅くなるといった問題もありますし、若い頃から口腔内の問題で口呼吸の頻度が多く、慢性的にいびきをかいているケースもあります。 睡眠量の問題も、50代からの課題の一つと言えるでしょう。若い頃の7,8時間睡眠から、5,6時間もしくはそれ以下に減少する方も増えてきます。眠りが浅いと睡眠不足になり、それが強いストレスとなって体に負担をかけ、いびきを引き起こすとも言われています。

50代以降はそれぞれのいびきの原因をしっかりと見極めて、寝室や寝具を整えたり、ストレスレベルを下げる、肥満を解消する、口腔内にトラブルが出ていないかチェックする・・・など、鼻呼吸で快適に熟睡できるように工夫してみてください。

20-30代女性

いびきとの関係性

20代から30代にかけての若い女性は、一見いびきとは無関係にも思えますが、ストレスやホルモン、あるいは寝相などによってはいびきをかくことがあります。 いびきの頻度やレベルについても、男性と同じく人それぞれといったところ。口腔内の状態や枕の高さなど、いくつかの原因が重なれば「大いびき」になることも考えられます。特に最近では、社会人の女性でストレスレベルが非常に高い場合、いびきをかきやすいとも言われています。

自分のいびきの原因を見つめながら、ストレスを溜めないよう工夫し、以下で説明する「女性ホルモン」についてもしっかりと注意していきたいところです。

いびきの原因

女性のいびきの原因の多くはストレスと言われていますが、物理的な原因(舌の長さや位置など)がある場合はこの限りではありません。 最近では小顔であごが小さい女性も少なくありませんが、あごが後退気味であると舌の付け根が奥に落ち込みやすく、いびきをかくリスクが大きくなります。この場合、口腔内とは別の物理的な要因になります。

また、女性ホルモンが乱れた場合にいびきをかくという指摘もあり、規則正しい生活を心掛けストレスを軽減するよう工夫することが一番のいびき予防になります。 また、その他の予防方法としては、男性と同じく肥満に注意すること、眠る時の姿勢に気を付けることも重要なポイントです。男性に比べて女性は脂肪を溜め込みやすい体質の方が多い為、食べすぎや運動不足にも注意しましょう。

50代女性

いびきとの関係性

50代に入ると、男性と同じく「老化」という部分で顕著に体に現れるようになります。舌の筋肉量が減り、舌根が落ちていびきをかくというケースもあれば、体の抵抗力が減ってアレルギー性鼻炎になり、そこから口呼吸が慢性化していびきをかくという例もあります。

加えて、女性は更年期に入ると、閉経に向かって少しずつホルモンの分泌量が減っていきます。ここでホルモンの減少とともにいびきが増える可能性があり、女性ホルモンの減少によって太るなどの体型の変化も起きやすくなります。 肥満によってあごや喉に脂肪がつくと、物理的に閉塞状態になり、鼻呼吸が通りにくくなって口呼吸を引き起こしやすくなります。

いびきの原因

50代以降の女性は、自分のいびきが加齢による変化なのか、それとも加齢以外の要因なのかを見極める必要があります。そして、状況に応じて対処方法を考えたり、専門医を受診することが大切です。

枕の高さや寝具にこだわることはもちろん、鼻呼吸をスムーズに行えるよう工夫をしてみてください。仰向けに眠らないだけでもいびきが改善される場合がありますし、肥満を解消するだけで眠りが深くなったという例もあります。

いびき防止グッズを活用する

いびきの原因は年齢によって異なります。若い人でも、疲労感や枕の高さの不一致などからいびきをかくケースもありますし、それ以外の肥満などの物理的な原因からいびきをかくこともあります。専門医を受診して正しい改善方法を知ることが確実ですが、自分自身でいびき防止・改善グッズなどを使って対策を講じる方法も効果的です。

「ナステント」は、睡眠専門医が開発に協力してできた一般医療機器です。人体に安全なシリコン樹脂素材を使っており、鼻腔に挿入して気道を物理的に確保。これによりいびきを防止することができます
「ブリーズライト」は、薬局でも気軽に手に入るいびき防止アイテムです。プラスチックでできたバーを鼻に貼ると、バネの力によって鼻腔が広がり、気道が確保されます。ナステントのように、挿入するタイプの医療器具に抵抗がある方でも簡単に使用できますので、普段のいびき対策にはもちろん、旅行や合宿などにも活躍します。

他にもパッチタイプやスプレータイプなど、さまざまないびき対策グッズが登場していますが、口コミで高い評価を得ている上記の製品が特におすすめです。

いびき隊がゆく!本当に効果があるいびき防止グッズはコレ

あなたは大丈夫?

無呼吸症候群

セルフチェック

Q1

いびきや呼吸の停止を指摘されたことがある

Q2

起きた時、頭が重くすっきりしない

Q3

昼間に居眠りをすることが多い

Q4

夜間に何度もトイレに行く

Q5

肥満の傾向がある

Q6

いつも体がだるいと感じる

睡眠時無呼吸症候群の
疑いがあります

主な治療法を見る

睡眠時無呼吸症候群の
リスクが高まっています

主な治療法を見る

今のところ無呼吸症候群のリスクはありません